2月22日にピンクシャツデーを実施しました。

2月22日(水)にピンクシャツデーの取り組みを実施しました。

ピンクシャツデーとは、ピンクシャツを着たり、ピンク色のものを身につけることで、
「いじめ反対」の意思表示をする日です。

いじめに反対する意思を表明するため、子どもたちは、ピンク色の衣服や小物を身に着けて登校し、用意できなかった児童には、ピンク色のリボンを校門で代表委員会の児童から配り、名札などにつけました。

また、ピンク色のポロシャツの形をしたカードに、児童が書いたいじめをしないメッセージを職員室前の廊下に貼り出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンクシャツデーの由来

ピンクシャツデー運動は、カナダの学生が起こした行動に由来しています。​
2007年、カナダ・ノバスコシア州のハイスクールで、中学3年生の男子生徒がピンク色のポロシャツを着て登校したことをきっかけに、からかわれ暴行を受け、たえきれずに帰宅してしまいました。
その出来事を聞いた2人の高校3年生の上級生が、 
「いじめなんて、もう、うんざりだ!」「アクションを起こそう!」
と、その日の放課後、ディスカウントストアへ行き、75枚のピンク色のシャツやタンクトップを買いこみ、
「明日、一緒に学校でピンクシャツを着よう」と、学校のBBS掲示板やメール等を通じてクラスメートたちに呼びかけました。
翌朝、二人はピンク色のシャツやタンクトップを校門で配りはじめようとしたとき、ピンク色のシャツを着た生徒たちが次々と登校してきました。
ピンクシャツが用意できなかった生徒たちは、リストバンドやリボンなど、ピンク色の小物を身につけて登校してきました。数百人もの生徒たちがピンクシャツやピンク色のものを身につけ登校してきたことで、その日、学校中がピンク色に染まりました。
いじめられた生徒は、ピンク色を身につけた生徒たちであふれる学校の様子を見て、安堵の表情を浮かべていたそうです。以来、その学校でいじめを聞くことはなくなりました。
 いじめに対して、生徒たちは言葉や暴力ではなく行動で意思表示をしようと立ち上がったのでした。
 カナダの生徒たちが起こした行動が地元メディアで取り上げられると、瞬く間にカナダ全土へと広がり、世界へと広がっていきました。
この行動がきっかけとなり、現在、カナダでは毎年2月最終水曜をピンクシャツデ―とし、この日、学校・企業・個人を含めた賛同者がピンクシャツを着て「いじめ反対」のメッセージを送っています。